86に TRD製の エアロスタビライジングカバー を取り付けたので、記録として以下に残す。
※以下の内容を行ったことに伴う、何らかのトラブルや損失・損害等については当方は一切責任を負いません。
◆内容物◆
購入先から送られてきた箱には、以下のものが入っていた。
- エアロスタビライジングカバー

- ゴムスペーサ(2mm厚×6個、3mm厚×6個)

- PACクリーナ

- PACプライマー

◆今回使った工具◆
スタビライジングカバーは、両面テープでリアウインドウへ貼り付けるだけなので、レンチなどの工具は使わない。
ただし、両面テープで貼るための前処理や位置決めなどが重要になるため、それをサポートするための道具は揃えておいたほうがよいと思われる。
参考までに、以下に私の例を示す。 いつものとおり、必ずしもこのとおりである必要は無い。
- 定規
トランクとリアウインドウの隙間を測ったりするために使う。

- ガムテープ(マスキングテープ)
プライマーをガラスに塗布する際に、ボデーを保護するためなどに使う。
取り説ではマスキングテープを使うように記載があったが、手持ちが無かったのでガムテープで代用した。
マスキングテープを使う場合は、幅が広いタイプのものを選ぶと都合が良さそうに感じた。
- ガラス用コンパウンド
リアウインドウにガラスコーティングを施している場合は、コンパウンドなどで落としておく。
◆取り付け要領◆
事前に取り説にしっかり目を通して、指示通りに作業すればそれほど困ることも無いだろう。
ここでは、取り説に記されていない、私が気づいたカンコツ的な点も含めて記そうと思う。
1.(事前処理)ガラスコーティング類を除去する
両面テープの付きを確実なものにする為の前処理を行う。

↑私は、よくある油膜取りのコンパウンドを使った。
2.エアロスタビライジングカバー裏の両面テープの端の処理

↑カバー中央部の切れ目から3センチくらい剥がして・・・

↑剥離紙を、カバー表側へひっくり返して・・・

↑テープで固定しておく。
こうすることで、位置決めの際の仮付けをやりやすくできる。

↑左右の端も同じように剥がしておく。
3.スタビライジングカバー取り付け部を脱脂する

↑付属のPACクリーナーを使って、取り付け面を脱脂する。
4.リヤウインドウとトランクの隙間を測る

↑ウインドウ中央部あたりの隙間を測る。 私の場合、10mmほどだった。
ここで計測した距離を元に、後で使うゴムスペーサの厚さを変える。
隙間によって選定するスペーサの厚さは取り説に表があるのでそれを参照のこと。
5.取り付け範囲の周りにマスキングを行う

↑Cピラー下部あたりとトランク上部にマスキングを行う。
このあと、プライマーを取り付け面に塗布するが、ボデーにプライマーがつくと塗装が変色する恐れがある為らしい。
今回は、ガムテープで代用・・・見た目が悪いのはご愛嬌・・・(汗
6.プライマーを塗布する

↑エアロスタビライジングカバーの取り付く範囲に、プライマーを塗布する。
マスキングしているとはいえ、ボデーに付いてしまわないように注意して作業する。
7.10分以上乾燥させる
プライマーは、テープをしっかり密着させるためのもの。
(詳しいことは知りませんが)ここできっちり乾かすことがコツのようだ。
8.マスキングを剥がす
どのタイミングでマスキングを剥がすのがベストかわからないが、この後にエアロスタビライジングカバーをつけると考えると、ここで剥がしておいたほうが作業性がよいと考えた。
9.ゴムスペーサをつくる

↑2mmと3mmの厚さのスペーサがあるので、それを組み合わせて手順4で隙間を測って決まった厚さのゴムスペーサを作る。
私の場合、4mmの厚さのスペーサにする必要があったので2mmを2枚組み合わせた(写真)。
ゴムスペーサには、両面テープが付いているので、それを剥がしてくっつければよい。
10.ゴムスペーサをつける

↑トランク中央と、トランクの端から10cmの位置(左右)の3箇所に、ウインドウ面から少し浮かせて取り付ける。 これもスペーサの両面テープを剥がして付ければよい。
あとで外すので、軽くつける。
11.エアロスタビライジングカバーを仮付け、位置決めする

↑中央

↑左

↑右
ゴムスペーサの下にエアロスタビライジングカバーを差込み、ゴムスペーサに軽く押し当てる。
この際、カバーの左右を見ながら偏って取り付いていないか、ゴムスペーサとの間に隙間が無いかを見ながら位置を調整する。
位置がよければ、エアロスタビライジングカバーの中央部を軽く押さえてリアウインドウへ仮付けする。
12.トランクとの干渉を確認する
↑ゴムスペーサを外し、トランクをゆっくり開閉、エアロスタビライジングカバーとの干渉が無いことを確認する。
13.剥離紙を剥がし、本付けを行う
↑ゆっくり上へ引き抜くように剥離紙を剥がしていく。
剥がしたら、まんべんなく上から押さえて圧着する。
(取り説には、5kgf以上の力で圧着せよとの記述があるが、さすがにどんなもんか分からないので指で強めに圧着しておいた・・・)
14.完成
※取り付け後、24時間は洗車しないほうがよいようだ。